2007年09月29日

米州ボリーバル代替統合構想の銀行、年内に創設へ
〔Bolivarian Alternative for the Americas Bank to Be Established This Year:Original Article in English/Venezuelanalysis原文

クリス・カールソン〔Chris Carlson〕;2007年9月7日

メリダ、2007年9月6日――米州ボリーバル代替統合構想(ALBA)を構成する4カ国、キューバ、ベネズエラ、ボリビア及びニカラグアの代表は〔ニカラグア首都〕マナグアで会談し、ALBA銀行の設立について検討した。この新しい基金はその地域における社会及び経済開発を促進することに献身することになり、今年末までには運営できそうである、と高官らは語った。

「私達は私達の諸国に財政上の資源を注ぐ新しい形態をもたらす行動指針に基づいた、新しい地域的金融構造を確立している」とニカラグアの代表アルベルト・ゲバラ〔Alberto Guevara〕は述べた。

4カ国の代表らはマナグアにおいて設立に合意する文書に署名した。ゲバラによれば、各ALBA加盟国は基金に対する同格の参加権を有し、社会・経済発展において互いに捕捉し合うべく働いていく。基金が提供する融資は、国際金融機関の融資で一般的な条件付ではないことをゲバラは強調した。

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2007年09月23日

チャベスによる憲法改正のいくつかの側面
〔Some aspects of Chávez's constitutional reform:Original Article in English/ZNet原文

エドゥアルド・ディマス〔Eduardo Dimas〕progreso;2007年9月10日

ウゴ・チャベス大統領による憲法改正案は権力の座に無期限に留まる方策である、とスペイン語の新聞で読んだ。これはあり得る。ただし、彼はベネズエラ国民によって繰り返し再選されなければならないのだが。したがって、無期限の委任統治は正確には彼にではなく、彼が獲得する国民の承認に懸かっているのである。彼の政権に対する信任投票という結果になった、有名な2004年の〔大統領〕罷免国民投票を含めるとチャベスは既に4度当選している。

チャベスの案に反対するベネズエラのニュース・メディアの大多数は、それをクーデターであると称している。もしそうだとしたら、それは歴史上最も奇妙なクーデターになる。何故かと言えば、改革案は議会に提出されたのであり、そこでそれは論議され、議員らによって承認あるいは修正されたのち、討論のためバリオ〔居住区〕、町、都市や地方に送られる。その後、国民投票に掛けられるのだから。

チャベスは憲法に対する33の変更点を提案した。そこに含まれるのは大統領任期を〔現在の6年から〕7年に変更し、ベネズエラ国民が望む限り多選を可能にする案である。「彼自身を永遠に権力に就ける策略である」と言う者もいる。彼らが口にしないことは、チャベスが彼の再選を国民の手に委ねていることである。

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2007年09月15日

ウゴ・チャベスの試行(と錯誤)
〔The Trial (And Errors) of Hugo Chavez:Original Article in English/ZNet原文

スティーブ・エルナー〔Steve Ellner〕In These Times;2007年9月1日

2006年4月、カラカスとラ・グァイラ港を結ぶ主要道路の構造上安全でない橋を取り壊す試みが失敗に終わった後、チャベス反対派勢力は政府の無能に対する怒りをあらわにした。2006年12月大統領選挙の野党候補マヌエル・ロサレスは、ウゴ・チャベス大統領が「カラカス〜ラグアイラ橋が崩壊するに任せた」のであり、「多数の公共事業に着手しながら完成させずにきた」と非難した。

しかしながら、2007年6月21日にチャベス大統領は、高さ180フィート〔約54メートル〕で、元の橋よりも長い半マイル〔全長900メートル〕の長さである新橋〔Viaducto 1 〕を開通させた。建造は予定通りに行われ、コパ・アメリカ〔サッカー南米選手権〕のキックオフに間に合った。野党に対する鋭い突きとして、主要な国有テレビ局は「実績をそう簡単には覆い隠すことはできない」と宣言した。チャベスに更に有利となったことは、コパ・アメリカの90年の歴史でベネズエラが初めて主催した選手権のために9つの最新で緻密に設計されたスタジアムが建設あるいは改築されたことである。

たとえこの勝負に政府が勝利したとはいえ、反対派によって提示された問題は安易な回答を許さない。石油価格は記録的な高さにある。そして国粋主義者のチャベスは石油諸企業と有利な条件で商談してきた。諸企業は現在オリノコ川流域の莫大な埋蔵物のために33パーセントの使用料〔ロイヤルティー〕を支払っている。90年代の新自由主義時代にそれは1パーセントであった。実験的な諸計画に出資するためにチャベスは、増大した石油収入のみならず、所得税制度の強制的な実施をも当てにしている。

その一方でベネズエラの人々は、チャベスがこの棚ぼたの収入を有効利用しているのか、あるいは組織の混乱や汚職、誤って設定された優先事項を通して浪費しているのかを議論している。

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2007年09月08日

ベネズエラの軍備増強:事実か虚構か?
〔The Venezuelan Arms Build Up: Fact or Fiction?:Original Article in English/Venezuelanalysis原文

ビクター・フィゲロア=クラーク〔Victor Figueroa-Clark〕Red Pepper Venezuela Blog;2007年8月26日

過去1年程の間のベネズエラ軍に関する主流報道の記事に目を通すと、それが大規模で不穏な軍備増強に従事しているように思わせるものがある[1]。「権威主義的」で「大衆迎合主義」であるというチャベス政権に対する広く普及した非難と結びつけて考えると、これは多くの者に懸念をもよおさせる。一般の人たちがベネズエラについてあまり多くを知らない一方、「チャベスは少し怪しげ」であり、また彼の政権はその地域の安定を脅かす軍事機器に莫大な額を費やしている、という印象を彼らは受けている。

チャベスの「権威主義」という無知な主張の数々は容易に論破することが可能なのだが、潜水艦や航空機の購入を説明するのはより困難である。軍事機器は何処から見ても軍事機器であり、ベネズエラの様な国がジェット戦闘機や潜水艦、あるいはヘリコプターを必要とする理由を理解することは一見したところ容易ではない。こうした軍備が数十億ドル掛かることを考慮に入れると、これらの購入がこの国家の需要との釣り合いを欠いた、莫大な増強の一端であると解釈するのは容易いことである。

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2007年09月01日

ベネズエラにおける労働組合と社会主義
〔Trade Unions and Socialism in Venezuela:Original Article in English/Venezuelanalysis 原文

オルランド・チリーノ&アポレア・ドット・オーグ〔Orlando Chirino and Aporrea.org〕International Socialist Review;2007年7月18日

以下のインタビューはオルランド・チリーノと行われた。彼はベネズエラの全国労働者連盟(UNT)の全国組織者であり、UNTに所属するC-CURA(United Autonomous Revolutionary Class Current〔Corriente Clasista, Unitaria, Revolucionaria y Autónoma〕)の指導者である。インタビューが行われたのは、ウゴ・チャベス大統領が新しいベネズエラ統一社会主義党(PSUV)の形成を提案した後である。当初ベネズエラの左派ウェブサイト「Aporrea.org」に4月に投稿された後、英語に翻訳され2007年5月初旬に「British International Socialism journal」ウェブサイトに投稿された。

3月24日にPSUV形成を提案したときチャベス大統領が提起した諸問題に対するあなたの評価はどのようなものでしょう?

チャベス大統領が打ち出した議論の大きな長所は、それがベネズエラ革命の本質や、PSUV創設のための計画、そして異なる社会部門、特に労働階級によって担われる革命における役割を論じる機会を私達に与えたということです。それは如何にして組織編制を築き上げるのかという議論であり、それは私達が率直に、公に、そして完全な誠実さをもって論じるべきである、おびただしい一連の問題を提起します。

最も気掛かりなことは、大統領が彼が正に非難したことを結局は行ったことです。彼は政治的共食いが左派の諸組織を特徴付けると非難したのですが、その後に彼の見解を共有しないものは誰もが反革命主義者だと述べたのです。私が思うにこれは深刻な誤りです。なぜならそれは議論を促進するどころか停止させ、そして大統領が克服することを切に願っていると述べた派閥主義を助長するからです。

何が最重要事項であると考えていますか?

議論すべき問題は山ほどあるのですが、特に2つ述べさせてください。例として、大統領は改革論者は危険であると言います――私も同意します。とはいえ、大統領が提示している計画は改革派の概念に基づいており、又資本の論理から袂を分かつ見通しがないのです。説明させてください。

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posted by Agrotous at 22:25 | TrackBack(0) | ベネズエラ
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